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便利なショートコードの作成 #2/2

2023.08.04ショートコードの作成
はじめに
概要

WordPressは、ホームページのURLを取得するなどの便利な機能を提供しています。しかし、これらの関数デフォルトの設定では、エディタ内で直接使用することはできません。その問題を解決するためには、ショートコードを作成することで、これらの関数を利用可能にすることができます。ここでは、良く使う関数をショートコードに組み込むことや、ACFプラグインの便利なショートコードを紹介します。

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※本記事の情報は執筆時点のものであり、閲覧時点では変更されている可能性があります。また、ご利用の環境によっては、本記事の内容が正常に動作しないことがあります。最新の情報については、公式サイトなどでご確認ください。

ショートコードの作成

よく使う関数

以下の関数をショートコードに組み込みます。

– the_title()
– the_permalink()
– the_excerpt()

functionos.php

// タイトルを取得 便利なショートコードの作成 #2/2
function shortcode_ttl()
{
    return get_the_title();
}
add_shortcode('title', 'shortcode_ttl');

// パーマリンクの関数
function shortcode_permalink()
{
    return get_permalink();
}
add_shortcode('permalink', 'shortcode_permalink');

// 抜粋の関数
function shortcode_excerpt()
{
    return get_the_excerpt();
}
add_shortcode('excerpt', 'shortcode_excerpt');

ショートコードは設計上、値を返す(return)動作を行います。そのため、値を取得する際にはget関数を使用します。

ショートコードの実装

これで、the_title()、the_excerpt()、the_permalink()といった関数が利用可能になったことが確認できます。もちろん、カスタムHTML内でも同様に使用することが可能です。

ACFプラグイン

このACFプラグインは、カスタムフィールドの設置において頻繁に使用されるツールです。こちらのプラグインには事前にショートコードが準備されており、上記と同様にエディタ内で使用することが可能です。

[acf field=]

ACFで予め準備されているショートコードです。この中に設定したフィールド名を組み込むことで、カスタムフィールドと紐付けることができます。以下はその一例です。

functions.phpに記述する必要はなく、そのまま使えますので非常に便利です。

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まとめ
  • ショートコードを活用すれば、開発の幅がアップする
  • 固定ページやエディタ内でもWordpressの関数が使用できる
  • デフォルトの設定では、関数は使用できない
  • ACFプラグインには予め便利なショートコードが準備されている
  • ACFのショートコードはそのまま活用できる