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Web制作Output&初心者のための徹底ガイド

Local(旧Local by Flywheel)で
最大アップロードファイルサイズを増やす方法

2023.07.20
はじめに
概要

Web制作では、ローカル環境での作業は必要不可欠です。そして、Wordpressにおいてその作業を簡単に構築できるのが、Localというツールです。様々便利な機能を無料で利用することができます。本件は、そのLocalにおいて最大アップロードファイルサイズを増やす方法について説明いたします。なお、開発環境の構築についてはこちらを参照してください。

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※本記事の情報は執筆時点のものであり、閲覧時点では変更されている可能性があります。また、ご利用の環境によっては、本記事の内容が正常に動作しないことがあります。最新の情報については、公式サイトなどでご確認ください。
 

ポイント解説

初期状態では、アップロードできるデータの最大サイズは制限されています。当方の環境では最大300Mまでのデータをアップロードすることができます。しかし、データのサイズが制限を超えると、インポートができないことがしばしばあります。

最大アップロードサイズの制限

裁断アップロードの制限

ポイントとなるファイル及び内容は以下の3点です。

php.ini.hbsファイル

post_max_size

uplad_max_filesize

操作方法

1. まず、そのテーマのディレクトリーに移動します。
2. 移動したディレクトリー内にある「conf」というフォルダを開きます。
3. 「conf」フォルダ内にある「php」というフォルダを探し、それを開きます。
4. 「php」フォルダ内にある「php.ini.hbs」というファイルを、テキストエディタで開きます。

php.ini.hbsファイル

操作手順

そのページの300をアクティブ操作します。VS Codeでは、Command + Fキーで対応できます。そうすると、targetが1件のみ表示されます。uplad_max_filesize = 300Mの箇所に移動すればOKです。

uplad_max_filesize

操作手順

300Mの箇所を1000Mに変更し保存します。

操作手順

Stop siteボタンで一旦サーバーを初期化します。※初期化しないと上手く表示されません。

操作手順

そうすると上記のように変更されているのがわかります。
なお、1000M以上に変更するにはpost_max_sizeも変更する必要がございます。
お疲れ様でした。

 
 
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まとめ
  • ポイントはphp.ini.hbsファイル/uplad_max_filesizeである
  • 初期設定ではアップロードサイズに制限がある
  • 上記の手順でそれを変更することができる
  • 操作後、一旦サーバーを初期化する