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Web制作Output&初心者のための徹底ガイド

PageSpeed Insightsで高得点を取るために対応したこと

2023.07.30pagespeed-insightsの対策
はじめに
概要

PageSpeed Insightsは、ウェブサイトのパフォーマンスを評価し、改善のためのアドバイスを提供するツールです。Googleが提供しており、ウェブページの読み込み速度やユーザーエクスペリエンスの向上を支援してます。よってこのツールで高得点を獲得すれば、SEOの向上が期待できます。以下は同ツールで高得点を取るための対策を解説いたします。

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※本記事の情報は執筆時点のものであり、閲覧時点では変更されている可能性があります。また、ご利用の環境によっては、本記事の内容が正常に動作しないことがあります。最新の情報については、公式サイトなどでご確認ください。
 

PageSpeed Insights

公式サイトはこちらです。

URLを入力すると、分析が開始されます。100点満点で計測され、モバイルおよびPCが対象となります。

 
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高得点を計測するには

画像の軽量化

※重要度5

個人的にはもっとも分析に影響のある内容と考えます。以下の3点が重要です。
-画像を適切なサイズにリサイズ
-画像の形式をWebp化
-画像を圧縮

デメリットとして、画像が荒くなることです。見た目を重視するサイトには、このような対応は適していないかもしれません。クライアントが何を求めているのかが重要になります。

検証ツールで確認し、適切なサイズにリサイズすることが大切です。組み込みサイズが、レンダリングサイズを下回らないように注意してください。

検証ツールの確認

画像のWebp化はターミナルを使用して実装しました。詳細はこちらを参照ください。

 

画像の圧縮はImageOptimを使用しております。

imageoptimアプリ

当方の体感値ですが、こちらを対応した結果、おそらく0〜30ポイント向上したというのが主観的な評価です。

フォント読込みを見直す

※重要度5

こちらも分析に大きな影響を与えています。GoogleフォントやAdobeフォントの読み込みを停止した状態で計測すると、得点が明らかに変化し向上します。よって読込み方法や不要なfont-weightを読み込んでいないか十分に注意し、サーバーを介するセルフホスティングや非同期での読み込みなどを検討する必要があります。参考にさせていただいたサイトはこちらです。

体感値0〜20ポイント

 

その他

体感値トータル0〜50ポイント
以下は、Web制作においてクライアントチェック前にも対応しておきたい内容になります。

コードを圧縮

こちらのサイトでCSS・Javascriptのコードが圧縮できます。

重たいファイルにハッシュ値を設定

Webpackなどのモジュールバンドラーを使用します。GsapやjQueryなどの外部CDNからの読み込みは避けてください。

コードに互換性及び、サイトのチェック

CSSはベンダープレフィックスを追加し、JavaScriptはBabelなどを使用して、新しいコードを古いコードに変換してください。
また、しっかりとHTMLのルールにしたがって記述しているかこちらのツールなどを使用しチェックして見てください。

以上です。見た目は正常に動いていたとしても、deferやasyncなどを活用しレンダリングを妨げないようファイルを適切な場所に配置することも大切です。優先順位として画像を適切に処理することが重視されますので、上記を参考にぜひ高得点を目指してください。

 
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まとめ
  • 高得点を計測すればSEOの向上が見込める
  • 画像の解像度や動画を活用しているサイトには向いていない
  • 画像の適切な処理とフォントの読み込み方が重視される