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WordPressの子テーマを作成。
そのメリットとデメリットを解説します。#1/2

2023.08.27WordPressの子テーマを作成。メリット・デメリットを解説
はじめに
概要

WordPressテーマには、子テーマと呼ばれるものがあります。今回は、開発環境の構築に便利なLocalアプリを使用して、子テーマの作成方法について説明します。子テーマは簡単に作成できるため、開発効率を向上させるために子テーマの利点を活用しましょう。Localアプリに関してはこちらを参照してください。

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※本記事の情報は執筆時点のものであり、閲覧時点では変更されている可能性があります。また、ご利用の環境によっては、本記事の内容が正常に動作しないことがあります。最新の情報については、公式サイトなどでご確認ください。

子テーマの構築

手順①

ここでは、engressというテーマの子テーマの構築を想定しています。
まず、管理画面の「go to site folder」ボタンからthemesフォルダの階層まで移動し、新しいテーマを作成します。

子テーマの名前はengress-childとしております。

手順②

次にengress-childをVs-Codeで開き、style.cssを作成します。macには、デフォルトでファイルを作成する方法が提供されていないため、以下の方法が無難と考えています。

テーマを確認すると、壊れているテーマとしてstyle.cssにTemplateの記述が必要とのメッセージが確認できます。

手順③

Templeteは必須の項目です。こちらには親テーマのフォルダ名であるengressを記述します。他にも様々な設定が可能ですが、特に記述しなくても子テーマとして認識されます。

動画のように有効化して、サイトが表示されれば完了です。

メリット・デメリット

メリット

-カスタマイズの保持:親テーマがアップデートされても、子テーマに加えたカスタマイズはそのまま保持されます。
-安全性:親テーマのファイルを直接編集することなく変更を加えられるため、エラーを起こしにくくなります。
-再利用性:異なるプロジェクトで同じカスタマイズを適用する場合、子テーマを再利用できます。
-開発のスピード:親テーマの機能やスタイルをそのまま引き継ぐことができるため、開発時間を短縮できます。

デメリット

-学習コスト:初心者にとっては、子テーマの仕組みや作成方法を学ぶ必要があります。例えば子テーマのスタイルシートを適応するには子テーマのパスを取得する関数が必要となります。
-互換性の問題:親テーマが大きく変わるアップデートを行った場合、子テーマでのカスタマイズが正常に動作しないことがあります。
-メンテナンス:親テーマと子テーマの両方をアップデート・メンテナンスする必要があるため、作業が2倍になることがあります。

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まとめ
  • 子テーマの構築は容易である
  • 子テーマのスタイルシートのTempplateは必須項目である
  • カスタマイズには子テーマを使用する
  • 開発効率が向上する
  • デメリットとしては、学習コストがかかることが挙げられる